アニマスはキャラ改悪と露骨なキャラ贔屓、アイマスと背反するテーマのせいで好きじゃなかったんですが、冷静に見てみると良いところもあるなと感じた。
デビューして半年経っているのにまともに仕事ができないレベルで男性が苦手な雪歩、歌とアイドルの割り切りができていない千早、人前で泣くやよい、運命の人探しのためにアイドルをやっていることを隠さないあずさ、Pをハニー呼びする美希、芸能界の潰し合いを履き違えた陰湿描写、ライバルとしての役割を果たしていないJupiter、パパラッチ騒動を独力で解決しP不要論の材料を提供する貴音などなどツッコミどころは無限にあるのですが、やよい回の伊織やギャグ回はアニメならではの描写だと感じたし、挿入歌やEDのチョイスも良かった。ライバルとしての竜宮小町の描写はvs美希にとどまってしまったが、それでもアイマス2よりはいくらかマシだと思った。ただ、比較的評判の良い真回はゲームとやっていることは同じなのでアニメとして評価できるかというと微妙。真と雪歩が絡む描写は最悪である。
最初に挙げたキャラ改悪とキャラ贔屓、全体のテーマがどうしようもないのでとても人には勧められないが、それを踏まえた上でマシな描写を拾い上げてASを語る材料にするのは悪くないかなと思った。