Vitaの映像をPCに映すにはvita-udcd-uvcという非公式のパッケージを使う。
非公式パッケージを利用するためにはVitaにCFWを導入する必要があるので、CFWの導入手順とvita-udcd-uvcの導入手順に分けて記載する。
この手順は2020/7/31時点のもので、本体のファームウェアバージョンは3.73。
CFW導入まで
①QCMAのインストール以下のリンクからインストーラを入手
https://codestation.github.io/qcma/
※ページ上部にダウンロードボタンがあるが、そこではなく下にスクロールしたところにあるDownloadsセクションからOSに合ったインストーラをダウンロードする。
②FinalHEのダウンロード
以下のリンクから「FinalHE_v1.92_win32.7z」をダウンロードし解凍
以下のウィンドウが表示される
④VitaをPCに接続しコンテンツ管理を起動
⑥プログレスバーが100%になったらFinalHEの出番は終了

⑦Vita側で以下の通り操作
・「パソコン→PS Vita」を選択
⑨「Install HENkaku」「Download VitaShell」を実行
※コンソール画面は○が決定

⑩それぞれインストールが成功したらExit


⑪ファームウェアバージョンが「3.73 変革」となっていれば成功


⑦上書き保存して閉じる
⑧Vita本体を再起動し、「h-encore2」から再度HENkakuをインストールすることでVita本体の映像をWEBカメラとして検出可能となる
・「パソコン→PS Vita」を選択
⑨「Install HENkaku」「Download VitaShell」を実行
※コンソール画面は○が決定

⑩それぞれインストールが成功したらExit


⑪ファームウェアバージョンが「3.73 変革」となっていれば成功

vita-udcd-uvcの導入
①以下のページから「udcd_uvc.skprx」をダウンロード
②HENkakuの設定から「リスクのあるユーザープログラムを有効化」にチェック
※これをやらないとVitaShellでPCと接続できない
③VitaShellを起動し、SELECTボタンでPCと接続
④PC側でエクスプローラを開き、フォルダオプションの「表示」タブで「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す
⑤taiフォルダに①でDLした「udcd_uvc.skprx」をコピー
⑥同フォルダの「config.txt」のKARNELセクションに以下の一文を挿入
ux0:tai/udcd_uvc.skprx
⑦上書き保存して閉じる
⑧Vita本体を再起動し、「h-encore2」から再度HENkakuをインストールすることでVita本体の映像をWEBカメラとして検出可能となる