PSVitaにCFWを導入したメモ

2020/08/01

雑記

t f B! P L
偽トロキャプチャなしでVitaのプレイ映像をPCに映す方法があるとのことで調べたところ、かなり簡単に実現することができたのでメモ。
Vitaの映像をPCに映すにはvita-udcd-uvcという非公式のパッケージを使う。
非公式パッケージを利用するためにはVitaにCFWを導入する必要があるので、CFWの導入手順とvita-udcd-uvcの導入手順に分けて記載する。
この手順は2020/7/31時点のもので、本体のファームウェアバージョンは3.73。

CFW導入まで

①QCMAのインストール
 以下のリンクからインストーラを入手
 https://codestation.github.io/qcma/
 ※ページ上部にダウンロードボタンがあるが、そこではなく下にスクロールしたところにあるDownloadsセクションからOSに合ったインストーラをダウンロードする。



②FinalHEのダウンロード
 以下のリンクから「FinalHE_v1.92_win32.7z」をダウンロードし解凍
 以下のウィンドウが表示される

④VitaをPCに接続しコンテンツ管理を起動
 「コンテンツをコピー」を選択し以下の画面になることを確認
 ※ならない場合はQCMAのドライバが正しくインストールされていない可能性がある


⑤FinalHE側で「スタート」ボタンが活性化しているためクリック


⑥プログレスバーが100%になったらFinalHEの出番は終了


⑦Vita側で以下の通り操作
・「パソコン→PS Vita」を選択
・「アプリケーション」を選択
・「PS Vita」を選択
・「h-encore2」にチェックを入れ「コピー」

⑧Home画面から「h-encore2」を起動
 

⑨「Install HENkaku」「Download VitaShell」を実行
 ※コンソール画面は○が決定


⑩それぞれインストールが成功したらExit




⑪ファームウェアバージョンが「3.73 変革」となっていれば成功

vita-udcd-uvcの導入

以下のページから「udcd_uvc.skprx」をダウンロード

②HENkakuの設定から「リスクのあるユーザープログラムを有効化」にチェック
 ※これをやらないとVitaShellでPCと接続できない


③VitaShellを起動し、SELECTボタンでPCと接続

④PC側でエクスプローラを開き、フォルダオプションの「表示」タブで「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す

⑤taiフォルダに①でDLした「udcd_uvc.skprx」をコピー


⑥同フォルダの「config.txt」のKARNELセクションに以下の一文を挿入
ux0:tai/udcd_uvc.skprx


⑦上書き保存して閉じる

⑧Vita本体を再起動し、「h-encore2」から再度HENkakuをインストールすることでVita本体の映像をWEBカメラとして検出可能となる

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